多様性と境界に関する対話と表現の研究所

アートカウンシル東京

もやもやフィールドワーク

対話型実践研究「もやもやフィールドワーク」は、2014年度は「調査編」と「報告と対話編」に分けて開催しました。2015年度はこれに「分析編」を加えて開催します。

「調査編」では、都内各所の医療・福祉施設やケアに関わる団体、活動現場を訪れ、参与観察と聞き取りを行います。「報告と対話編」では、調査の報告とそれに基づいたテーマ設定による対話を行い、多様性と境界に関わる活動とそれをめぐる状況への考察を深めます。「分析編」では、研究者をゲストに招き、理論的・方法論的な視座から考察を深めます。

調査編(2015年度)

  • 調査先:国際基督教大学ジェンダー研究センター(東京都三鷹市)
    →研究所日誌
  • 調査先:第12回当事者研究全国交流大会・第23回べてるまつりin浦河(北海道浦河町)、田んぼdeミュージカル実行委員会(北海道むかわ町)ほか
    →研究所日誌
  • 調査先:視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ
    →研究所日誌

報告と対話編(2015年度)

第7回
第1部 報告:JOURNAL 東京迂回路研究 1について
第2部 対話:哲学カフェ「対話は可能か」
2015年6月18日(木) 会場:芝の家
→開催のお知らせ
→レポート(研究所日誌)

第8回
第1部 報告:当事者研究とその文化ーーべてるまつりに参加した経験から
第2部 対話:哲学カフェ「文化が生まれるところとは」
2015年9月17日(木) 会場:芝の家
→開催のお知らせ
→レポート(研究所日誌)

第9回
第1部 報告:閉じながら開かれる場—ふわカフェの実践から
第2部 対話:哲学カフェ「安全な場所はどこにあるのか」
2015年12月17日(木) 会場:芝の家
→開催のお知らせ
→レポート(研究所日誌)

第10回
第1部 報告:共にみることー視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップに参加して
第2部 対話:哲学カフェ ※テーマは当日集まった皆さんと決めます
2016年2月25日(木) 会場:芝の家
→開催のお知らせ
→レポート(研究所日誌)

分析編(2015年度)

第1回 2015年5月30日(土)
ゲストコメンテーター:照山絢子(文化人類学・医療人類学)
→開催のお知らせ
→レポート(研究所日誌)

第2回 2015年8月29日(土)
ゲストコメンテーター:熊谷晋一郎(東京大学先端科学技術研究センター准教授、当事者研究)
テーマ:「研究」とは?-当事者研究の視座から考える、東京迂回路研究
→開催のお知らせ
→レポート(研究所日誌)

第3回 2015年12月23日(水・祝)
ゲストコメンテーター:小川さやか(立命館大学大学院先端総合学術研究科准教授・文化人類学)
テーマ:生き抜くための〈狡知〉から、迂回路を読みとく
→開催のお知らせ
→レポート(研究所日誌)

第4回 2016年1月23日(土)
ゲストコメンテーター:中村美亜(九州大学大学院芸術工学研究院准教授・芸術社会学)
テーマ:〈表現する〉とはどういうことか? -非言語コミュニケーションを通して考える東京迂回路研究
→開催のお知らせ
→レポート(研究所日誌)