多様性と境界に関する対話と表現の研究所

アートカウンシル東京

トークシリーズ「迂回路をさぐる」映画、ダンス、音楽、造形活動 — 人々の多様性とそこにある表現から
多様性と境界に関する対話と表現の研究所 × 東京アートポイント計画

映画、ダンス、音楽、造形活動、雑誌編集など、アートの様々な手法を通じ、多様な現場で人と関わりあいながら活動を展開しているゲストの事例報告と、対話を通じ、今わたしたちの問いについて考えるトークシリーズ。

【全回共通】
時間:19:30~21:00(19:00開場)

「自閉症の妹と向きあうための映像表現」

赤﨑正和(映画「ちづる」監督)

大学の卒業制作をきっかけに、自閉症を持つ妹の日常をドキュメンタリー映画化した赤﨑さん。
撮影の過程を通じて生じた自身の思いや家族関係の変化、表現者としての活動との関わりについて伺います。

対話の実験:とつとつダンス、劇団ティクバ+循環プロジェクト」

砂連尾理(ダンサー/振付家)

特別養護老人ホームやドイツの障がい者が中心のカンパニー、東日本大震災時の避難所等、様々な場所や人と関わりながらダンスを続ける砂連尾さん。
ダンス、そして、異なる体を持つ他者との対話の実験について伺います。

「多様な個性を活かす即興アンサンブル」

ナカガワエリ(即興楽団UDje( )主宰、おどるボイスパフォーマー)

障害を持つ人、地域住民、釜ヶ崎のおっちゃんなど、様々な人々と活動を続けるナカガワさん。
奏でる、歌う、踊る、叫ぶなどを中心として、多様な個性を活かしながら即興的にひとつの場をつくる実践について伺います。

「精神科クリニックにおける造形活動の実践」

梅津正史(精神保健福祉士)

東京藝術大学卒業後、精神保健福祉士として精神医療の現場にて“自分のなかの他者に出会う”造形活動を続ける梅津さん。
精神医療の現場で受ける刺激が、造形活動とどのように関係していくかを伺います。

「社会を楽しくする障害者メディアのつくりかた」

里見喜久夫(雑誌「コトノネ」編集長)

季刊誌「コトノネ」の発行を通じ、障害者の工賃アップを目的に障害者施設のビジネス活動を主に紹介している里見さん。
その取材の中から見えてきた、世の中と障害者の新しい関係について伺います。

「Living Together Lounge:ともに生きているということ」

アキラ・ザ・ハスラー(アーティスト)

新宿二丁目のクラブやラジオの電波を通して開いていた、HIV陽性者の書いた手記の朗読を組み込んだ音楽イベントの取り組みから、当事者と非当事者の境界を越え「すでにともに生きている」人々の有り様を伺います。

「迂回路をさぐる」

これまで登場したゲストの話を共有し、
改めて、「迂回路をさぐる」ということについて参加者皆で話しあいます。

お申し込みについて
ご参加をご希望される方は、お申し込みフォームまたは電話にてお申込みください。
※お預かりした個人情報は、主催者からのご案内のみに使用し、厳重に管理します。
各回定員:20人程度(要事前申込み。定員に達ししだい、申込みを締め切らせていただきます。)
参加費:一人1,000円/回 5,000円/7回通し(いずれも介助者1名無料)

*当日(7回通しの方は初回来場時に全額)会場にてお支払ください。
*7回通しでお申込みの場合、基本的に返金は致しませんのでご了承のうえお申込みください。

「東京アートポイント計画」とは
地域・市民が参画するアートプロジェクトを通じて東京の多様な魅力を創造・発信することを目指し、「東京文化発信プロジェクト」の一環として東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団が展開している事業です。

www.bh-project.jp

主催
東京都、東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)、特定非営利活動法人多様性と境界に関する対話と表現の研究所

進行
特定非営利活動法人多様性と境界に関する対話と表現の研究所
研究員(長津結一郎、井尻貴子、三宅博子)

会場/アクセス/地図
東京文化発信プロジェクトROOM302
東京都千代田区外神田6-11-14
(3331 Arts Chiyoda 3F)
東京メトロ銀座線末広町駅より徒歩1分
東京メトロ千代田線湯島駅より徒歩3分
JR御徒町駅より徒歩7分
JR秋葉原駅より徒歩8分

3331 Arts Chiyodaへのアクセス

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