多様性と境界に関する対話と表現の研究所

アートカウンシル東京

「現場から言葉をつむぐ」ゼミナール

現場から言葉をつむぐゼミナール

「東京迂回路研究」では、「対話型実践研究」として、多様な人々と共に考えることを通じて、自らの「当たり前」としている視点に気づき、他者の視点を組み入れ、新たな視点からものごとを捉え直すこと、そうしていままで見えていなかったありようを明らかにし、丁寧に言葉にすることを大切にしています。

「自らの活動を客観的に捉え、言語化し、他者に伝えていくこと」。こうしたアプローチは、多くの人にとって、人生の様々な場面で必要とされることではないでしょうか。

そこで、今回のゼミナールでは、ケア、アート、教育、地域、家庭や職場などの多様な人々が関わり合う分野で、参加者自身が関心を寄せる活動や現場について「他者と共に考え、言葉にすること」に取り組んでみたいという人を募集します。毎回、レクチャーとワークからなる、実践的な講義を行います。

*「現場から言葉をつむぐ」ゼミナール・発表会 を9月2日に行いました。レポートをこちらからご覧いただけます。


日時:平成28年6月3日(金)、6月24日(金)、7月1日(金)、7月15日(金)、8月5日(金)、9月2日(金)
いずれも19:30〜21:30(開場 19:15) *全6回

会場:アーツカウンシル東京 ROOM302 (〒101-0021東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 3F )
対象: ケア、アート、教育、地域、家庭や職場などの多様な人々が関わり合う分野で、参加者自身が関心を寄せる活動や現場について「他者と共に考え、言葉にすること」に取り組んでみたい人

定員:15名程度 (要事前申し込み。なるべく、全6回すべてご参加ください)
※申込多数の場合、書類選考により決定します。

参加費:5,000円/全6回分(介護者:無料)
*参加費は初回受講時に現金にてお支払いください。
※お支払いいただいた参加費は、いかなる場合も返金いたしかねますのでご了承ください。

講師: 梶谷真司 氏 (東京大学大学院総合文化研究科・教養学部附属 共生のための国際哲学研究センター(UTCP) センター長)
1966年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。専門は哲学、比較文化、医学史。UTCPセンター長として、多様な「哲学対話」のプロジェクトを推進。主な著作に『シュミッツ現象学の根本問題――身体と感情からの思索』(京都大学学術出版会)など。

各回の予定

 回  日 テーマ 内容
 1  6/3 核になる言葉を見つける 自分の思いの核になるものを語るべき言葉を見つける。
 2  6/24 伝えるべき相手を考える 言葉を発する相手、その立場、自分との関係を考える。
 3  7/1 広げ深める言葉を見つける 核になる思いをさらに具体的に語る言葉を拾い集める。
 4  7/15 考えを展開し組み立てる 集めた言葉を取捨選択し、伝えたいことを組み立てる。
 5  8/5 考えを伝える 組み立てたものを他の人に見せ、表現と構成を考え直す。
 6  9/2 発表する ゲストコメンテーターを迎えて、公開で発表を行う。

* スケジュール及び内容は変更になることがございます。ご了承ください。

お問い合せ・お申し込み

定員に達したため、申し込みを締め切らせていただきました。

■お申し込み方法(E-mailまたは郵送)
E-mailの場合は件名を「東京迂回路研究 ゼミナール申し込み」とし、ワードファイル(書類)に
①名前
②メールアドレス
③緊急連絡先(当日連絡のつく電話番号)
④年齢(〇十歳代)
⑤ご所属・ご職業等
⑥参加の動機、問題意識等
⑦関心を寄せる活動や現場の概要(簡単に)
をまとめ、お送りください。
郵送の場合は、上記①〜⑦を記載した書類を、お申し込み先住所までご送付ください。
※お預かりした個人情報は主催者からのご案内のみに使用し、厳重に管理いたします。

■お申し込み締め切り:2016年5月28日(土)[郵送の場合は、午前中必着]
*定員をこえた場合は、事務局による書類選考を行います。
*お申し込みいただいた方には、5月31日(火)にE-mailにて、受講の可否を通知いたします。メール以外の方法をご希望の場合は、お申し込み時にお伝えください。

■お問い合わせ、お申し込み先:
特定非営利活動法人 多様性と境界に関する対話と表現の研究所
住 所:東京都港区芝3丁目30番1号山岸ビル2F
電 話:070-6437-3599
メール:info@diver-sion.org