多様性と境界に関する対話と表現の研究所

アートカウンシル東京

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本冊子「JOURNAL 東京迂回路研究 2」は、
「迂回路をさぐる」旅路で出会い、
対話し、考え、見出したことを
表すことを目的に制作した記録集の第2巻です。
今年度は「迂回路をさぐる」ことに加え、
「迂回路をつなぐ」という、旅するなかで出会った人々の言葉を
運び、伝え、新たな回路が生まれる種をまくような作業も始まりました。
道と道がつながること。
それは、これまでたどり着くことができなかった光景をみることをも、
可能にするかもしれません。
本冊子を手にとったすべての人にとってこの記録が、
私たちと共に、あなた自身の「迂回路をさぐる」
そして、「迂回路をつなぐ」きっかけとなれば幸いです。
ーー冒頭より

PDFでご覧いただけます。

入手方法はこちらをご参照ください。

JOURNAL 東京迂回路研究 2
発行日:平成28年3月24日
監修:多様性と境界に関する対話と表現の研究所
執筆:長津結一郎、井尻貴子、三宅博子、石橋鼓太郎
寄稿:岩川ありさ、岩田祐佳梨、沼田里衣、東濃誠
編集:井尻貴子
協力:若生帆波
撮影:齋藤陽道、冨田了平
装幀:吉村雄大(スタジオ・プントビルゴラ)
印刷:株式会社 シナノパブリッシングプレス
発行:東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)

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目次

東京迂回路研究 撮影/齋藤陽道

はじめに

論考
研究デザイン:「迂回路」をさぐり、つなぐ方法―「対話型実践研究」を問い直す/三宅博子、長津結一郎、井尻貴子、石橋鼓太郎

①フォーラム「対話は可能か?」

論考
共に生きるということを体感し、そのありようについて考える―フォーラム「対話は可能か?」を検証する/長津結一郎、三宅博子、井尻貴子、石橋鼓太郎

レポート
①前夜祭「幻聴妄想かるた大会」 A 「妄想」が誘発するもの/長津結一郎
                B わかりあえる入り口に立つ/東濃誠
②トークセッション「共に生きるということ」 A 異なるままに、それでも、共に/井尻貴子
                      B 「境界」と「共に生きる」/岩田祐佳梨
③ライブ「Living Together × 東京迂回路計画」 A 「言葉」を「聴く」こと/石橋鼓太郎
                       B 境界を愛するということ/岩川ありさ
④シンポジウム「対話は可能か?」 A 言葉の終わるところで交わされる「ことば」/三宅博子
                 B 対話と境界線の線の上に想いを馳せること/沼田里衣

②もやもやフィールドワーク 調査編・報告と対話編・分析編

論考
「もやもやフィールドワーク」を振り返って/三宅博子、井尻貴子、長津結一郎、石橋鼓太郎

調査ノート
①当事者研究全国交流大会、べてるまつり/石橋鼓太郎
②田んぼdeミュージカル/三宅博子
③国際基督教大学ジェンダー研究センター「ふわカフェ」/長津結一郎
④立石ディスコ・アフタヌーン/石橋鼓太郎

おわりに

巻末資料 平成27年度実施事業

附録 研究所日誌から

TOKYO DIVERSION RESEARCH [English Section]