多様性と境界に関する対話と表現の研究所

アートカウンシル東京

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本冊子「Journal 東京迂回路研究」は、「迂回路をさぐる」旅路で出会い、対話し、考え、見出したことを表すことを目的に制作した、記録集です。
旅の記録は、それに触れた人に新たな世界を提示するとともに、旅へ誘う力があるように思います。すでに旅路で出会った方も、本冊子を手にとったすべての方にとってこの記録が、私たちとともに、あなた自身の「迂回路をさぐる」旅のきっかけとなれば幸いです。
ーー冒頭より

PDFでご覧いただけます。

入手方法はこちらをご参照ください。

JOURNAL 東京迂回路研究 1
発行日:平成27年3月15日
監修:多様性と境界に関する対話と表現の研究所
執筆:長津結一郎、井尻貴子、三宅博子
編集:井尻貴子
協力:鈴木祐仁、松尾香織、若生帆波
撮影:齋藤陽道、冨田了平
装幀:吉村雄大(スタジオ・プントビルゴラ)
印刷:株式会社 シナノパブリッシングプレス
発行:東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)

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目次

東京迂回路研究 撮影/齋藤陽道

はじめに

研究デザイン
「迂回路」をさぐる方法―「対話型実践研究」にたどり着くまで/三宅博子、井尻貴子、長津結一郎

事例研究もやもやフィールドワーク 調査編・報告と対話編
論考01 「境界」とそこにある表現―精神障害と表現をめぐる2つの実践から/長津結一郎
コラム01 精神障害者を巡る個―集団―社会関係のほんのさわり/戸島大樹
論考02 「家族」の多様性と境界―乳児院とLGBTの里親支援の現場から/三宅博子
コラム02 「多様性と境界」、そして「迂回路」―LGBT里親の壁/藤めぐみ
論考03 「場」をめぐる「境界」―2つの居場所から見えるもの/長津結一郎、三宅博子
コラム03 ひとりぼっちたちの居場所/加藤正裕

エッセイ トークシリーズ「迂回路をさぐる」から/井尻貴子

あとがき
巻末資料 「東京迂回路研究」平成26年度実施事業

附録 「東京迂回路会議―多様性と境界をめぐって」録
共有空間の開発―小っちゃな火を囲むプロジェクト、対話工房などから/小山田徹
暴力のあとを共に生きるために―out of frameのささやかな試み/坂上香
場を作る―カプカプの実践を通して/鈴木励滋
ディスカッション「多様性と境界をめぐって」