東京迂回路会議——多様性と境界をめぐって
障害、ケア、労働、住処、ジェンダーやセクシュアリティ、国籍……社会とそこにある諸問題を、多様性や境界という視点から捉え直すとき、見えてくるものとは? さまざまな対話や表現が生まれる場に関わるパネリストとともに考え、対話する「東京迂回路会議」を実施いたします。
イベント概要
◎日時:平成27年1月17日(土) 14:00~17:00(13:45開場)
◎会場:アーツ千代田3331 1Fコミュニティスペース(東京都千代田区外神田6-11-14)
*12/24追記: 要約筆記をつけることになりました。要約筆記が見やすいお席をご希望の方は、お申し込みの際にお申し出ください。
*定員に達しましたので、申込みを締切させていただきます。お申し込みいただきました方々、お気を付けていらしてください。
◎プログラム
14:00〜 ガイダンス
14:10〜 パネル1 小山田徹
「共有空間の開発―小っちゃな火を囲むプロジェクト、対話工房などから」
14:35〜 パネル2 坂上香
「暴力のあとを共に生きるために―out of frameのささやかな試み」
15:00〜 パネル3 鈴木励滋
「場を作る―カプカプの実践を通して」
〜休憩15分〜
15:40〜 パネル4 長津結一郎
「“生き抜くための技法”をさぐる―東京迂回路研究 活動報告」
16:05〜 パネルディスカッション「多様性と境界をめぐって」
17:00 終了
◎定員:50人程度
◎参加費:1000円 (介助者一人無料)
◎主催:東京都、東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)、特定非営利活動法人多様性と境界に関する対話と表現の研究所
お申込み方法
ご参加ご希望の方は、 E-mailの場合は件名を「東京迂回路会議申込み」とし、下記お申込み先まで、①お名前、②ご所属・ご職業等、③ご連絡先(当日ご連絡可能なお電話番号)をご連絡ください。
※お預かりした個人情報は、本イベントの受付事務及び主催者からのご案内のみに使用し、厳重に管理します。
◎お問い合わせ・お申込み先:
特定非営利活動法人 多様性と境界に関する対話と表現の研究所
TEL. 070-6437-3599
E-mail. info[at]diver-sion.org
パネリストプロフィール
小山田徹(美術家、京都市立芸術大学教授)
1961年生まれ。84年、大学在学中にパフォーマンスグループ「ダムタイプ」を結成。主に企画構成、舞台美術を担当し、国内外の公演に参加。90年より、さまざまな共有空間の開発を始める。2011年からは対話工房のメンバーとして、宮城県牡鹿郡女川町で失われた「表現と対話の場」を人々の日常に取り戻すために、現地の人と共に活動している。
坂上香(ドキュメンタリー映像作家、NPO out of flame代表)
1965年生まれ。米国留学、南米放浪を経て、ピッツバーグ大学で社会経済開発学の修士号を取得。帰国後、TVドキュメンタリー制作に従事。以後、「暴力〈被害・加害〉の後をいかに生きるか」というテーマで取材を続けている。2004年、初の映画「Lifers ライファーズ 終身刑を越えて」を制作。最新作「トークバック 沈黙を破る女たち」の上映で、全国を行脚中。
鈴木励滋(地域作業所カプカプ所長)
1973年生まれ。97年、横浜市旭区「地域作業所カプカプ」開所、翌年ひかりが丘団地商店街への喫茶店オープンに携わる。以来、障害のある人たちの働く現場であり、地域の方たちが集う場の運営をとおし、さまざまな人がともにいられる場づくりを模索。舞台表現に関して『生きるための試行 エイブル・アートの実験』(フィルムアート社)や「月刊ローソンチケット」などにも寄稿。http://kapukapu.org/hikarigaoka/
長津結一郎(特定非営利活動法人多様性と境界に関する対話と表現の研究所代表理事)
1985年生まれ。専門は芸術と社会包摂、芸術と地域コミュニティ。異なる立場や背景をもつ人々がどのように協働することができるのか、研究/実践の双方からのアプローチを試みている。東京藝術大学大学院修了、博士(学術・東京藝術大学)。現在、東京藝術大学教育研究助手、慶應義塾大学研究員、東京家政大学非常勤講師。
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