暑い夏。
といえば、毎年、秋のプログラムの準備をはじめる時期。
今年は、10月26日〜30日に「多様性と境界に関する対話と表現の研究所 オープンラボ」と題し、5日間にわたり大小さまざまなイベントを行いたいと思っています。
テーマは、「言葉を交わし、言葉をつむぐ、5日間」。
主な内容は、下記を予定しています。
・「東京迂回路研究」事業紹介
・「もやもやフィールドワーク 調査編」関連企画:オープンミーティングと調査報告、開発したワークショップの実施
・特別企画1:ワークショップ、ライブ
・特別企画2:来場者全員参加型のトークセッション
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この社会でおきるさまざまなできごとに際し、
私たちの活動は、とても些細で、何の役にも立たないのではないかと思うことがあります。
では、なぜ、こうした活動をするのか。
それは、ひとつには、断絶を怖いと思うからです。
違うから、よくわからないから、伝わらないからという理由で線をひき、関係を絶ってしまう。
そこからは何も生まれません。
そうではなく、いまここで、場をともにし、言葉を交わし、言葉をつむいでいくことが大切なように思います。
そこでは、伝わらなさに直面することもあるかもしれません。
だとしても、私は、ともにあることを諦めたくない。
違いを知り、伝わらなさを認めたうえで、そこからはじまる関係を一緒に探求していきたい。
オープンラボは、そんなことを体感できる5日間にしたいと考えています。
「多様性と境界に関する対話と表現の研究所」のこれまでの活動を知っている方にも、そうでない方にもお越しいただきたい。
初めて知った!・・・
名前は聞いたことがあるけど、何やっているの?・・・
気になってるけど、これまでタイミングが合わなくて・・・
という方々に、ぜひご参加いただきたいと思っています。もちろん、よく参加している!・・・という方にも。
オープンラボ、各プログラムの詳細は9月にはお伝えできると思います。
どうぞよろしくお願いします!
*写真は、昨年の秋のプログラム、フォーラム「対話は可能か?」より。
(井尻貴子)