多様性と境界に関する対話と表現の研究所

アートカウンシル東京

【週報】もやもやフィールドワーク調査編、始動しました!

2016年06月02日

東京迂回路研究、今年度も徐々に動き出しております。
先日5/26には、「もやもやフィールドワーク 報告と対話編 第11回」を実施。
今週末には、今年度から新たに開催する「現場から言葉を紡ぐゼミナール」がスタートします。

そんな中、「もやもやフィールドワーク 調査編」も動き出しています。

昨年度までの「調査編」では、複数の調査先に1回~数回おもむき、その経験に基づいて調査員が考察し、「報告と対話編」で報告をする、という流れをとっていました。
しかし、調査の過程で、そのような短期・多量の「つまみ食い」的な調査の手法に違和感がある、とある調査先の方からご指摘をいただくことがありました。また、私たちの方でも、このような調査方法では、「迂回路」がかたちづくられる過程を丁寧に見ていくことは困難である、という考えに至りました。

そこで、本年度の「調査編」では、より長期的に現場とかかわっていくような調査をおこないたいと考えています。

その第一歩として、先日、「就労継続支援B型事業所 ハーモニー」に伺ってきました。

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世田谷にあるハーモニーさんは、多方面でユニークな活動をおこなわれていることで知られています。
たとえば、メンバーの方の「幻聴」や「妄想」に基づいてつくられた「幻聴妄想かるた」
かるた札の販売や、ラインスタンプの販売、各所でのかるたづくりワークショップなどを実施されています。
東京迂回路研究でも、昨年度開催の「フォーラム 対話は可能か?」の前夜祭にて、コラボレーションをさせていただき、「幻聴妄想かるた大会」を開催しました。
※↓当日のレポートはこちらをご参照ください。
前夜祭「幻聴妄想かるた」大会① 長津結一郎
前夜祭「幻聴妄想かるた」大会② 東濃誠

また、先日3月におこなわれた「TURNフェス」では、アーティストのJames Jackさんとのコラボレーションをされていたり、障害者プロレス「ドッグレッグス」にチームで出演されていたり、メンバーの皆さんが各所でライブに出演されていたりと、各方面で多彩な活動を展開されています。

今年度は、そんなハーモニーの皆さんと、じっくりと一緒に活動をしていきたいと思っています。
こちらが一方的に調査に伺うのではなく、お互いにかかわりあいながら、一緒に何かをつくりあげていくような活動をおこなう予定です。
具体的な内容については、現在ハーモニーの皆さんと一緒に練り上げているところです。
また後ほど、こちらでご報告をさせていただきます。
続報をお楽しみにお待ちください!

(石橋鼓太郎)