寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
先日開催された「もやもやフィールドワーク分析編・第4回」では、心配していた雪も降らず、ほっと一安心でした。内容については開催報告をご覧いただくとして、本日は、ジャーナルについて。
イベントの実施と平行して、昨年末からコツコツと制作してきた「JOURNAL 東京迂回路研究2」、ただいま佳境を迎えつつあります。
(写真は、「JOURNAL 東京迂回路研究1」)
先日はデザイナーさんと打ち合わせを行いました。デザイナーの吉村雄大さん(スタジオ・プントビルゴラ)は、これまでdiver-sionのチラシやロゴなどのデザインを一手に手がけて下さっている方。ジャーナル第1号は、斬新な赤×銀の表紙が印象的でした。2色を重ねることで、重なりあった部分が異なる色になるという仕掛け。まるで、「境界線」の交錯がデザインで表現されているかのような…(私の勝手な想像です)。さて、次号はどうなるか。今からワクワクしています。
デザインだけでなく、中身も、昨年とは異なる構成となっています。2年間の活動を経て、少しずつ変化してきた「対話型実践研究」のありようを改めて考えること、および、今年度1年間かけて取り組んできた問い「対話は可能か?」へ応答することを試みた内容となる予定です。
限られた時間での原稿執筆や編集の作業はなかなかハードですが、自分たちが何に取り組んでいるのかを改めて振り返る、よい機会だと思っています。書いてみてはじめて、「ああ、このことはここにつながっているんだな」ということが整理されて、次なる道のりが見えてくることも。そのとき、そのときに関わってくださった人たちの顔や言葉を思い浮かべながら、書き進めています。
3月下旬に、みなさまのお手元に届く予定です。どうぞお楽しみに!
(三宅博子)