多様性と境界に関する対話と表現の研究所

アートカウンシル東京

【週報】アートミーツケア学会に参加します

2015年10月08日

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(撮影:冨田了平)

事務所で勤務していた10月1日、舞い込んできた、アートミーツケア学会からのメール。以前に応募していた演題発表の、採択のお知らせでした。そんなわけで、2015年11月6日(金)~8日(日)に大分県で開催されるアートミーツケア学会大会「醸す力、編む技‒‒コミュニティを変えるアート」に、diver-sionメンバーで参加してきます! 

チラシには、次のような文章が書かれています。

「高齢化や人口減少、グローバル競争が進む中、各地で地域社会の存続が危ぶまれる一方、次世代を育み、仕事を創り出す地域コミュニティの重要性は逆に増しています。そこで求められているのは、「誰もが誰もを知っている」同質性に根差した旧来型の濃密なコミュニティではなく、「誰かが誰かを知っている」多様性を編みこんだ、 緩やかにつながるコミュニティです。」

多様性を編み込んだ、緩やかにつながるコミュニティ。これは、私たちがたびたび言及してきた、Living Togetherによる「多様な人々が、すでに共に生きている社会」のあり方と直結するものと言えるでしょう。そんなコミュニティの空気を醸し出し、編む技とはいかなるものなのか…。参加する前から、ワクワクしてきます。

今回、私たちが行うのは、11月8日(日)午後のトークセッションです。「東京迂回路研究フォーラム報告+哲学カフェ:『対話は可能か?』を対話する」と題して、先日開催したフォーラムについて報告を行うとともに、哲学カフェの形式で「対話」をめぐる対話を試みます。異なる人々が共にあろうとするときに、鍵となるであろう「対話」とは、一体どのようなものなのか。フォーラムという場において「対話」が起こっていたとしたら、それはどのようなものだったのか。そして、異なる生の場や時間をつなぐ「対話」とは、いかなるものであり得るのか。参加者の方々と一緒に考えてみたいと思います。

また、ポスター発表「東京迂回路研究フォーラム『対話は可能か?』に関する報告と考察」にもエントリーしています。現在、メンバーによる報告記事の執筆に加えて、フォーラムにご参加いただいた方々からも文章を寄せていただき、フォーラムの経験について言語化の作業を進めているところです。それらの作業を経て、学会発表に臨みたいと思います。

(三宅博子)