多様性と境界に関する対話と表現の研究所

アートカウンシル東京

【週報】フォーラムの振り返りミーティング

2015年09月18日

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(撮影:冨田了平)

9月17日(木)の勤務日のご報告。
この日はもやもやフィールドワーク報告と対話編 第8回の実施日でもありました(→報告はこちらから)が、フォーラム「対話は可能か?」の運営振り返りミーティングも行ったのでした。
ともにこの事業を主催しているアーツカウンシル東京のスタッフの方、当日運営に関わってくださったcon*tioのみなさんとも一緒に、大所帯で振り返り。各プログラムの印象や、運営の良かった点、至らなかった点などを挙げてゆきました。

「対話は可能か?」という問いについて、どのように迫り、深めることができたのかについては、これからの期間で検証していこう、という話になりました。キャッチフレーズに掲げていた「共に生きる」という言葉については十分深まりがみられた一方、「対話」という点についての議論はこれからますます深めていかなくてはならない課題だなと感じたところです。いずれにせよ、これから私たちの言葉でこのフォーラムでできたこと/できなかったことを言葉にしていくプロセスを大切に積み上げていきたい、という思いを確認しました。

また、私たちの活動に期待を寄せてくださる方たちが多数来場いただいていたことも話題にのぼりました。アンケートを集計するなかで、私たちがこれまで関わってきたさまざまな立場の人たちがご来場いただけているように見られ、「diver-sionファン」みたいな人たちが少しずつ増えてきているのかもしれない!と一同わくわく。

今後もいろいろな形でご一緒いただけるプログラムをつくっていきたいな、と志を新たにした一日でした。

(長津結一郎)