多様性と境界に関する対話と表現の研究所

アートカウンシル東京

【週報】ふわっともやもや:「出張ふわカフェin東京迂回路研究」の打ち合わせ

2015年08月11日

8月も、はや2週目。
フォーラム「対話は可能か?」まで、気づけば、あと1か月!
広報をはじめ、ゲストの方々との打ち合わせ、会場下見と、準備に大わらわしています。

先日は、「出張ふわカフェin 東京迂回路研究」の打ち合わせに行ってきました。
「ふわカフェ」は、国際基督教大学ジェンダー研究センター(CGS)が主催する、ジェンダーやセクシュアリティについて、みんなでふわっとおしゃべりする場。
5月に、もやもやフィールドワーク調査編でCGSへ伺ったのをきっかけに、今回の出張版が実現することとなりました。テーマは「カミングアウト」。

打ち合わせの主な内容は、いつもと異なるセッティングで「ふわカフェ」を開催するにあたり、参加者の方々が安心して居心地よく参加していただける場をつくるにはどうすればよいか、について。
「ふわカフェ」では、安心して対話できる場づくりのために、様々な工夫をされています。グランドルールを設けているのも、その一つ。「今日の話は、ここだけの話」、「話したくないことは話さない」といった、その場に関わる上での「お約束」を参加者全員で共有することで、ふだんは話しづらいことも安心して話せる場を確保しているのです。また、自分が呼ばれたい名前で参加することや、飲み物やお菓子をつまみながら、ふんわりとおしゃべりすることも、重要な要素の一つです。

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P1060105 のコピー

 

一方、今回の会場である芝の家は、ふだん地域に開かれたスペースとして運営しておられる場。ちゃぶ台をかこんで和気あいあいと過ごす雰囲気を活かしつつ、安心して参加できる場にするために、念入りに打ち合わせしました。

進行役の加藤さんとマオさんが醸し出す雰囲気は、「居心地のよい場」づくりに欠かせない、繊細な気配りと、キュートで気さくな語り口とが相まって、とても魅力的。当日どんな場が生まれるのか、今からとても楽しみです!

詳細・お申込みはこちらからどうぞ。

(三宅博子)