こんにちは。インターンスタッフの石橋です。
6月25日(木)に、これからのプログラムへ向けた打ち合わせのため、世田谷の就労継続支援B型事業所・ハーモニーを訪問しました。
ハーモニーに集まるメンバーの方が、自らの幻聴と妄想の体験をもとに作成されたのが「幻聴妄想かるた」です。このかるたはさまざまな形で話題となり、最近ではラインスタンプも発売されているとのこと（diver-sionのメンバーも愛用しています）。
最近は、さまざまな団体・施設へ訪問し、自らの幻聴と妄想をもとにしたかるたをつくるワークショップも実施されているそう。
その説明の際、施設長の新澤さんがおっしゃっていた、「幻聴、妄想、したことありますか？」という問いかけがとても印象に残っています。確かに、普段から妄想はよくするなぁ…とか、幻聴はあまり聞こえたことはないけれど、自分の心の中の「○○しろ！」「○○するな！」という言葉はよく聞こえてくるなぁ…とか。幻聴妄想かるたは、「障害」と「健常」の「境界」について、かるたという遊びを通してともに考え、感じる試みなのだなぁ、と思い、東京迂回路研究の理念との共通点を改めて認識しました。
笑いの絶えない、とても素敵な場所でした。最後にはメンバーの方々と集合写真を撮らせていただきました！
そんなハーモニーのメンバーの方々との企画が目下進行中です。近日中に本WEBサイトにてお知らせをアップさせていただきます。
どうぞよろしくお願い致します！
（石橋鼓太郎）
