多様性と境界に関する対話と表現の研究所

アートカウンシル東京

もやもやフィールドワーク調査編・ふわりんとの出会い!

こんにちは、研究所員の三宅です。初夏の陽気のなか、もやもやフィールドワーク調査編に行ってきました。今年度は、それぞれの調査先の人々や場と、より継続的に、つながりを深めながら関わっていきたいと考えています。今日はまず「どんな所なんだろう?」という気持ちと、「はじめまして」のご挨拶をかねて、予備調査の形で出かけました。

本日訪れたのは、国際基督教大学ジェンダー研究センター
大学内/外、学生/社会人を問わず、参加者がジェンダーやセクシュアリティに関して〝ふわっと″話せる場「ふわカフェ」を、学期期間中の毎月開催しておられます。

バス停の終点で降りて(バスが大学構内に乗り入れている!)、緑の生い茂る素敵なキャンパスを通り、迷路のように複雑な建物を歩いた一角に、ジェンダー研究センターがあります。一歩足を踏み入れると、こじんまりとした空間ながら実に居心地のよい空気感。手作りのレインボーフラッグや小物などが随所に飾られ、ソファーや毛布も置かれて、くつろげる雰囲気です。お話を伺うあいだも次々と学生が訪れ、傍らのテーブルでは勉強会も開かれて、活気づいていました。ジェンダー・セクシュアリティ関連の書籍も充実。

私たちを迎えてくださったのは、事務局長の加藤悠二さん。
「どうぞー」と案内されたソファーに座ると……、なんとそこには、「ふわカフェ meets もやもやフィールドワーク」と書かれた、手描きのドリンクメニューが!!!
ふわカフェのゆるキャラ・ふわりんと、もやもやくんが出会っている…!
思いがけない「おもてなし」に、一同、うるうるの大感激。

P1060105 のコピー

なんと加藤さん、私たちのために、参加者用のネームカードや、配布しているグランドルールの紙も用意し、「ふわカフェ」を模した設えを用意して下さっていたのです。もちろん、設えだけはありません。「ふわカフェ」での対話の場作りについて、かなり深くお話を伺いつつ、私たちの「もやもやフィールドワーク報告・対話編」での経験などもお話しするうちに、まさに対話を通じて出会いを果たしたような思いがしました。

このような出会いに感謝しつつ、今後も何かの形でぜひ継続して関わらせていただきたいなと思いながら、その場を後にしたのでした。詳細は、また改めてご報告します!
三宅博子